佐々木ライフハック ~犬のように生きる~

一途に学び、働き、遊ぶ。そんな社会人学生の日常を綴ります。

20代前半の振り返り ー 若い方へのメッセージと、今後の人生に活かそうと思った気付き

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お題「#この1年の変化」

はじめに

はてなさんから素敵なお題を頂いたので1年の振り返りを行いたいと思います。私佐々木は今年で26歳になります。進学校を卒業してまさか大学に行かずに就職するとは思っていなかった人生、どこで何があるか分かりません。

就職するときに決めた25歳の自分との約束がいくつ果たせたのか、そして30歳の自分との約束をどのように考えているのか、せっかくなのでここに記録しておこうと思います。

 

本記事の内容

昔作った(正確には成人式の日)「25歳の自分との約束」を振り返っていた時に、丁度はてなブログさんから #この1年の変化 というお題を頂きました。そして私自身もこの5年間で最も変化した5年目でしたので、この1年で起きた変化をまとめてみようと思います。

特に伝えたいメッセージは「凡人でも努力次第で目標は果たせる」という点。ここに記載している内容は日々行っている私の努力から生まれたもので、何一つ裏技やテクニックを使っていません。だからこそ汎用性があり誰でも真似ができるものだと思います。高卒の自分がどのように努力し、今成長しているかを伝える事で、同じような境遇の方へ『そのまま突き進む勇気』をお伝え出来たら幸いです。

またもう一つメッセージとして、私の目標達成率が高い背景には「目標設定の工夫」があります。ビジネスにおける目標はBHAGを意識していますが、プライベートに関してはだいぶコンサバです(笑)無理して体壊したり、道を踏み外している人を現実や書籍でいっぱい見てきているので、プライベートは現実主義を貫き通しています。そんな中でも株や不動産の投資は少しずつ始めているので、何か一つ有益な情報があればぜひ参考にしてみて下さい。

 

 

2020年~25歳の1年間~

2020年に私に起きた変化(と、起こした変化)

突如、土日休みになった

まず一番大きかったのが休日。これまでずっと平日休みで仕事をしてきた生活から、環境の変化で年始から突如土日休みになりました。だからと言って完全に休みを取る性格でも無いので、今でも落ち着いて仕事をする時間に充てていますが「休みの日に仕事の連絡が少ない」と言うのは土日休みのメリットだと実感しています。

これまで私は平日休みでしたが、プレイングマネージャーをしていると取引先からの連絡は全て平日。「即レス」をバリューに置いている私は平日休みも常に通知を確認しながら過ごしていました。それがストレスにはなりませんが、自分が何か作業をしているときに連絡が来ると、毎回中断しなければならないのが大変でした。

それが土日休みになってから、一切と言っていい程連絡が来ません。これは本当にありがたい。「今週の振り返り」「来週の計画」「部下とのすり合わせ(部下は平日休みなので土日に行える)」「運動」「勉強」「副業」など、自分がやりたかったことが全て集中して出来るようになったのが『土日休み』になってからです。

「環境が人をつくる」とはまさにこれだと実感しており「キャリアアップ思考」のベースは変わらずとも、時間の使い方が変わりました。仕事に使っている時間は減っても仕事の成果は上がっているので、良い傾向だと捉えています。

 

本業の年収が約100万円上がった

これは勤めているベンチャー企業での話。安定志向のベンチャーあるあるだと思いますが、業績が上がっても一定の担保が出来るまでは給与反映されません。むしろPL管理側に居るので、本当に持続的還元が可能になった状態で無いと判断は難しいところです。

それがようやく2020年に還元増の判断を下して、皆で年収アップ。そこからまさかのコロナ騒動が起きましたが、全員で柔軟な対応が出来たおかげで”在宅ワーク化”も促進出来ました。

いくつかの事業に分散して投資しておく必要性を再認識したのと、最悪のリスクを想定しておいて、初めて役に立ったと実感した瞬間でした。

 

4月と10月に大学入塾へ挑戦して合格した

高卒で就職するときにした自分との約束の一つに「大学への入学」があります。18歳から働き始める目的は正直「稼ぎたい」が第一に来ていましたが、周りが大学へ進学する中就職するのは心残りがありました。なので一つ自分の心の安定剤に「いつか大学へ行く」という約束をしたのを覚えています。それから上段に記載した通り、今年に入って土日休みが決まった事から「これは良い機会」と思って挑戦を決意しました。

4月と10月に入学のチャンスがあり最初は4月に挑戦するために資料を集めるも、なかなか時間が取れず途中まで書いた小論文はあるものの提出期限が過ぎてしまいました。仕事が忙しいのはおそらく一生続くことも理解していたので、そこで諦める選択肢は無く、そこから半年かけて小論文を見直し、10月期日で応募して合格を頂いたという経緯です。高校受験ぶりの合格発表は、思った以上に緊張しました(笑)合格通知は心の底から嬉しかったです。

 

25歳の自分との約束(と、結果完了)

年収800万円を越えること

こちらは達成できました。私が調べた当初は「日本の平均年収が400万円」だと思っていたので、ベンチャー企業へ勤める以上は2倍の数字に設定したというのが800万円の背景です。

達成できた要因は、22歳から本業以外に個人事業を始めていたことが大きく影響しています。大枠でいうと不動産と株で、しっかり勉強した上でリスクも理解し、身の丈に合った金額から始めるのであれば、心からお勧めできます。私も22歳から始めたのは本当に少額、不動産も無理がない金額でのローンから開始しているので、自分のフットワークに影響が出ない範囲で運用しています。

早いうちから少額で挑戦しておくことで、利益は少額でも「KPIの肌感覚」を得られます。家賃収入の割合、株が値上がりするまでの待期期間、(私は長期投資なので損切りをする機会にまだ出会っていません。)等、本で読んだだけでは読み取れない『リアルな人としての心境変化』を経験できたことが早く始めたことによる大きなメリットだと感じています。

特に20代前半は周りの年収も低く焦りませんし、かつ家族を持っていることも少ないと思うので、『まだ失敗が出来る期間』に沢山の経験をしておくことは今の自分を客観的に見てもやって良かった経験だと感じます。

 

親に仕送りを開始していること

こちらも達成です。去年の3月から月10,000円だけですが、自動振り込みでの仕送りを始めました。まだ2人とも働いているので生活には困っていないと聞いていますが、仕送りの目的は「生活以外の目的で時間とお金を使って欲しい」からです。

このお金を使って両親二人で食事に行って欲しいと伝えたところ、定期的に外食の写真が送られてくるようになりました。それだけでも嬉しい事ですが、自分が頑張る事で更に恩返しできると考えると、更にやる気が高まります。

それともう一つ、これは2021年の頭に父親と約束した事で、これを達成するためには、もっと頑張らないといけなくなりました(笑)

 

体脂肪率を18%以内に収めておくこと

こちらも達成です。高校卒業の際は12%のバリバリスポーツマンでしたが、間違いなく仕事ばかりで運動できないと思っていたので安パイな数字を設定していました。ただ20%では高すぎると思ったので、少し減らして18%。結果としてこれまで18%を超える事はありませんでしたが、徐々に上がってきています(笑)次の「30歳の目標」も同じ数字を設定して、絶対これ以上お肉を付けないように努力する所存です。

ちなみに、2020年になってから家に懸垂マシーンやベンチを購入した事で、通っていたフィットネスジムも解約しました。代わりに1日20回ずつ、スクワット、腕立て、腹筋、背筋だけは必ず行うようにしています。懸垂はキツいので、気が向いた時だけ。流石に基礎20回は慣れたので筋肉痛にもならなくなりましたが、それだけで体格は昔より一回り大きくなった程度でこれ以上お肉がつく気配はしておりません。

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体脂肪率ギリギリ達成

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年に48冊は本を読むこと

高校3年間はテスト以外の勉強はほとんどしていなかったため、テスト範囲にない分野は完全に教養がありませんでした。ただ流石に大学受験と就職を迷ったときにいくつかビジネス書を購入。そこで出会った「7つの習慣」に衝撃を受け、読書の必要性を感じました。(それから年越しに振り返りを行う習慣を作ったので、良ければこちらの記事を参考にしてみて下さい!簡単な要約とチェックポイントをまとめています。) 

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年間48冊としたのは1週間に1冊です。1ヵ月が約4週間あるので、そのままの計算。実際最初の2~3年は仕事が忙しすぎる事を言い訳に48冊の達成をすることが出来ませんでしたが、無理してでも時間を作るようにしてから徐々にタイムマネジメントが出来るようになってきました。結果去年は100冊読書を達成できたので、読書には慣れが必要な事を実感しています。 

 

大学に通っておくこと

「2020年に私に起きた変化(と、起こした変化)」でも記載した事ですが、多忙な生活を送るのを20代に集約したいと考えていたので、30歳で卒業するには25歳がリミットだと考えました。結論、25歳での入学には成功しましたが、1年目で取れた単位で一桁なので30歳での卒業は絶望的です。この目標は修正が必要になってしまっています。ここのスピード感はまだ未知な部分が多く、コロナ騒動が終わったら通信大学に通う同塾生が集まる団体があるようなので、そこに積極的に顔を出してみようと思っています。何事も成功している人にやり方やコツを聞くのが早いです。

 

 

30歳の自分との約束

年収1,200万円を越えること

ここは結構なジャンプアップなので、しっかり足元を固めていきたいです。仮に起業したりすることで年収が上がる事はあると思いますが、そういった急激な伸びは考慮せず、今の本業と副業それにもう一つWEBの事業を加えて、積み上げた年収で達成する事を目標にしています。

私の周りはありがたい事に社長が多いので年収○千万円や車○億円などをたまに拝見しますが、自分がまだその生活に違和感を覚えます。踏み込んで良い違和感と、引くべき違和感のうち「引くべき」だと自己判断をしているので、年収が上がっても生活水準は必要最低限で抑えるようにしていこうと思っています。(「この考え方だと成長が鈍化する」と何度も指摘を頂いているので、同じ立場の方には参考にならないかも知れません。)

誰でも再現可能な方法でもし達成できたとすれば、このブログで記載している私の考えを実行した結果にリンクさせてお伝えすることができるので、それを証明するためにもこれからも努力を続けていこうと決意しています。

 

結婚すること

実際の目標なので一応記載。婚約も済んでいますが結婚の時期だけまだ決めていません。お互いやりたい事に集中をしている真っ最中なので、またいつか、環境が大きく変わる事が起きたら、その時がタイミングだと思っています。

最後のまとめに詳しく記載しますが、私の一つの考えに「コントロール出来ない何かに委ねる事も大切」というものがあります。今までの経験上、自分でどうにか出来る事と、どうにもできないことを経験しました。ただそのどうにもできないことが全てマイナスでは無く、大きなチャンスを連れてきてくれたこともあります。つまり、「今がタイミング」と思わない事は、その「タイミング」が訪れるまで待った方が良いという教訓です。望みどおりにならないという不安を抱えながらも、必ず来ると信じていると巡ってくるものです。30歳でも独身だった場合はこの神秘は打ち砕かれます(笑)

 

 

体脂肪率を18%以内に収めておくこと

仕事と勉強で絶対忙しくなるので運動タスクは最小限に収める事にしています。気持ち的には15%と行きたいところです。今の20回×4種類+たまに懸垂のペースが継続できる限界の気がします。ここはステイで行きましょう。

 

大学で100単位以上を取得しておくこと

ここが最もハードルが高いです。『年48冊読書』の習慣を消して、大学単位に集約しました。これは相当な決意の表れだと自負しています。大学の勉強を進めてみて気付いたのは一筋縄ではいかないという点。読書習慣で身に付けた速読と熟読を繰り返す勉強法は、教科書の読み方にはマッチしませんでした。まだまとまった時間が取れていないのでここから創意工夫が必要です。

今考えている課題は『いかに自分の脳ミソに合った勉強の時間を見つけるか』です。記憶したい教科と考えたい教科をそれぞれどの時間帯に勉強すれば効率が良いか、まだ深くまで把握できていません。どなたか、先輩から教わりたいです。(心優しい先輩方、もし何か良い方法をご存知であれば、Twitterのタイムラインにご連絡頂けますと幸いです。)

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振り返りとまとめ

近道や裏技は無いけれど、努力は人を裏切らない

自分の部下にもしつこく伝えている部分で、まず「近道や裏技」は私の経験上は存在しないということ。そして努力は必ず実るということです。

まず一つ目の「近道や裏技」は、実際は存在しているように見えます。また簡単に○千万等を稼ぎ出している同年代が周りにいるので、むしろ存在しています。が、私自身は「選択肢に入れない」事にしているので、割り切って「無い」と伝える事にしています。本当に実力を伴ったバク伸びは努力の成果なので本当に心から応援できるのですが、まだ人格が形成されていない、まだ自分をみつめる時間が必要なタイミングで成功を掴んでしまうと、そこから転げ落ちた話もいくつも知っています。※私が慎重なだけで、大丈夫と思えば大丈夫な気もします!

私が間違いなく言えるのは「努力は人を裏切らない」という点。人の成長は緩やかな曲線で、それも小さい確度でゆっくり確実に進みます。今の世の中「急いで成長したい」という人が増えてきている印象ですが、結果と成長の足取りは一緒にした方が良いというのが私の考えです。身の丈を理解した上で少しずつ成長すれば、途中環境から自分に舞い込んできてくれて、思った以上に結果が出たり成長出来たりするものですよ!

 

目標は高すぎず、達成できるレベルでも良い

こうやって5年間(特に最後の1年)を振り返ってみると思います。目標はいくつか設定していて、もちろんBHAGも存在。それにミドルラインとデッドラインの合計3つです。今回発表したのはミドルライン。目指すは常にBHAGなので、このように管理すると達成出来る事が自分でも理解できました。

高い目標を掲げて向かっていく際は「失敗した際でも自己肯定感を高める工夫」を置いておくのは私の拘りです。(保険を掛けてるだけです。)そうする事で、一番の目標は達成できていなくても、こうやって全部達成しました!と自分でも思えることが今後の目標を前向きに追いやすくなるメリットですね!

 

1週間や1ヵ月で出来る事は限られていても、5年あれば大きなことが達成できる

あえて「1年」と書かなかった理由は、自分が5年掛かっているからです。年収800万円というのも、もちろん早いに越したことは無いと思っていましたが、中々努力の延長線上から達成できるイメージが湧きませんでした。土日休みになったり、個人事業から収入が生まれ始めるにも、それなりの年月を要したのが事実です。

それらの変化には「自分の努力」だけでは無く「幸運な市場変化」が毎回起因します。つまり自分だけが変化してどうにか出来る点もあれば、環境変化を必要とするケースも少なからずあると経験しているので、「1年」では無く「5年」であれば、コンサバに見て嘘にならないという判断です。

 

最後に

こういったプライベートの内容を記事にするかどうかを迷いましたが、最後の決め手となったのは『お題「#この1年の変化」』の対象期間が誕生日のちょっと前だったこと。少しでも『「今かも知れない」と感じることがあったら、思い切って行動に起こす!』というマイルールを、人生かけて実践して行きたいと思います。その結果どんな未来が待っているのか。日々報告して行きますので、楽しみにしていてください!

それでは最後までお読み頂き、ありがとうございました!一緒にライフハックを楽しむ仲間も募集中なので、良ければTwitterまでご連絡下さい!(「記事見ました!」と言って頂けると反応早いです!)