佐々木ライフハック ~犬のように生きる~

一途に学び、働き、遊ぶ。そんな社会人学生の日常を綴ります。

【スピーチ集】1日1%ずつでも成長する大切さについて

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はじめに

今回のスピーチは「1日1%ずつでも成長する大切さについて」です。数名であっても多人数であっても、チームを持っているリーダーであれば知っておきたい内容。今日の結果を追い求めるあまり、目の前の成長が疎かになっているモドカシイ時期に、全体へ伝えておきたい内容になっています。

 

1日1%ずつでも成長する大切さについて

今日の結果は今日の努力で決まらない。

今日結果を出せるかどうかについては、90%「準備」の段階で決まっています。ターゲットとなる対象の選定、的確なアプローチ、ミスの無い練習、イレギュラー対応への準備、最終フォロー体制等、準備した方が良いものをとことん準備できている状態であれば、望む結果が出る可能性が高いです。

一報で十分な準備が出来ていない段階で結果を追い求めたとしても、結果は出ません、出たとしても継続性の無いまぐれです。

 

練習は大切な準備。

準備の中でも「練習」はとても重要です。今日の結果を出すために昨日どのような練習をしたのか、今日の結果が出なければそれは不十分といって間違いないです。その日の結果が出たかどうかが、結局昨日の自分の準備が十分だったのかどうかを明確な数字を根拠に示してくれます。毎日結果に向き合い、必要あれば改善する事を繰り返すことが重要です。

 

練習不足でも結果は出せる。

ただ一方で仮に練習不足だとしても結果を出す方法はあります。それは「過去に練習していたスキル」を生かして結果を出す方法です。昨日しっかりと練習に時間を使っていない人は、無理に自分が頑張る状態を作るよりも、過去に実績を作った際に活かしたスキルを把握し、自分が持っているものを生かす方法を使って結果を残しましょう。

仕事に置いてスピードは大事ですが、大きく勝つより、小さく負ける方が重要です。つまり出来ないことをやって結果が20%より、出来る事をやって70%の方がまだ挽回が効くという背景からお伝えしています。

 

「出来ること」を増やす事が大切。

右肩上がりでの成長を求められる職場においては、常に「成長」を求められ、それに疲弊したりついていけなくなっている人が多いです。そこで最終的に転職などを決意するケースが多いですが、非常に勿体ない。結局マイナス転職は次の職場でも同様の事が起こり、経歴書に傷をつけてしまう事が多いです。

すぐに何かを決断するわけでは無く、まずは今の自分が出来る事は何か、そしてそれを生かすにはどのようなアプローチが最適か。仕事には正解が無く、結果を出せば評価をされるという極めてシンプルな仕組みで出来ています。なので自分の持っているスキル、強みを理解し、それを生かせる環境を自ら作れるようにトレーニングするべきです。

 

出来る事が増えなければ選択肢が広がらない

なので、自分が出来ること(スキル)が増えない限り、自分が取れる選択肢は広がらず、ただただ積まれていく高い目標に押しつぶされてしまう未来が向かってきます。そうならないためには、「理想」と「現実」を比較するのと同時に、「過去」と「現在」を比較し、過去と比べて何が出来るようになったのか。を日々更新、自分に出来る事を増やしていくという視点を持っておいた方が良いです!

 

最後に

予実達成に追われている組織にいると、成長と結果の両軸を捉える事が難しくなり、結果とのギャップで視界がふさがれてしまう事が多いです。そういう時は管理職の出番、しっかりとパラダイムを説き、結果と成長を両立できるようにマネジメントをしていくべきです。

当然、それぞれの組織課題は違うので、かかる時間は様々。方向性を合わせてお互いの足場を確実に守っていければ嬉しいです!それでは、最後までお読み頂き、ありがとうございました!