はじめに
今回のスピーチは「人生は長距離走より短距離走の連続だと思う件について」です。1日8時間労働にもかかわらず、結局サービス残業を余儀なくされている会社が多いですよね。(というより、ほとんど)
そんな中、営業部やバックオフィスなど全て見てきた上で感じた、どんな職場でも結果を出すことが出来る思考法を今回は紹介します!
人生は長距離走より短距離走の連続だと思う件について
人間の集中力は何時間も持たない。
何かのデータや論文の根拠はさておき、自分の過去を考えても1日中仕事に集中できていたという経験が少ないです。当然「何回か」はあるものの、毎日最初から最後まで集中しているかと言うとそうでは無いです。
集中しているときの出力を1とすると、集中していない時の出力は0.5程で、色々と2倍くらい時間がかかるという感覚は、皆様も持っていないでしょうか?今回話をする大前提として、自分の実体験から、集中力ってどのくらい持つんだっけ?という点を、各々が自覚していることがポイントになります。
1日で出来る事を過大視してはいけない。
「8時間の労働で出来ること」は限られています。残業が当たり前になっている職場では「8時間」で出来る範囲外のタスク量まで与えられている事が多いです。それは目標を自分で設定している人も陥りやすい状況で、どう考えても時間内に終わらないタスク量になっている場合は、タスクを捨てるという行為が必要です。現実的に考えたとき、1日で出来る作業はどれほどかを考えてみて下さい。
この「現実的」が大切な視点で、現実の積み重ねが現実の結果をつくるので、そこに「理想的」「希望的」なアクションが追加されると、それは計画では無く理想になってしまいます。1日を全力で集中した場合、現実的に考えてどのくらいの結果が出せるのか、その結果1週間でどこまで進めることが出来るのかを把握しましょう。
結局行動しているのは「業務中」のみ。
短距離走の思考を持つことをお勧めしている理由の一つとして、業務時間の8時間と、それ以外の準備を4時間と過程して合計12時間、その時間以外も常に仕事の事を「悩んでいる」方を稀に見かけます。「前向きに楽しく考えている」のであれば間違いなく良い事ですが、「悩んでいる」という状態は精神的に良くないです。
仕事外の時間がマイナスになると、仕事のスタート時点で既にマイナス、そのような状態では到底その日の結果は出せません。なのでまず仕事で結果を出すためのスタートラインとして、決められた労働時間内は最初から最後まで全力で走り切れる心と体のメンテナンスが必須という事がポイントになります。
大事なのは前提条件。
結局、「1日8時間」というルールの中で考えるかどうかが一番大切です。当然1日12時間や16時間働いた方が結果は出るので、単純に結果の大きさだけでは判断できないですね。
1日8時間というルールの中で完全に結果を出すという目標であれば、今日の8時間をいかに全力で走り切れるか。ここに全注力を注ぐことが最大結果への近道になります。
最後に
私も20代前半は1日のほとんど(口には出来ない時間(笑))を仕事に費やしました。そこから得られたものが非常に大きく、だからこそ今効率よく仕事をしても結果が付いてくるようになっています。
そんな昔の自分は「長く働くほど結果が出る」「若いうちは暇している時間がもったいない」と思っていて、それもまた正解。ただ私が思うに、この「短距離思考」が分かったうえで粉骨砕身するのであれば大正解ですが、ただ闇雲に頑張っている状態では、単純に残業体質になってしまうだけだと思います。
一生懸命頑張る上で、社会のルールは「1日8時間労働」という点を念頭に置き、いかに効率よく仕事をするかを考える20代前半を過ごせば、もっと効率よく仕事が出来るようになったのではないかと思うのが本音です。この経験がもっと若い事に届いたら嬉しいです!それでは、最後までお読み頂き、ありがとうございました!