佐々木ライフハック ~犬のように生きる~

一途に学び、働き、遊ぶ。そんな社会人学生の日常を綴ります。

挨拶が返ってこない組織で結果を出すことは出来ません ー 組織におけるルールの重要性

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こんにちは、佐々木太一です。
 
皆さんの組織では、「おはようございます!」の挨拶にどの程度の挨拶が返ってきますか?コミュニケーションの基礎である挨拶は、10に対して10か11で返ってきたら嬉しいですよね^^
 
と優しい内容の記事を書きたい訳ではなく、まず挨拶や時間、掃除などの基本ルールをメンバーに守らせるのは、責任者の最重要責務です。
 
挨拶、掃除、時間、報連相、そういった当たり前のサイクル(私の場合はインフラと呼んでいます。)を当たり前に、完全にミス無く回る状態にしておかないと、それ以外の教育や周知、情報連携が全て機能しない状態になります。
 
今回はそう言った、「なぜ挨拶を統一し、全員がしっかりと返事をする組織をつくる必要があるのか」について書いていきたいと思います。
 

組織におけるルールの重要性

なぜルールが必要なのか

まずルールをつくる目的の部分、こちらは「同一チームにいる認識」をつけるためです。(※もっと本質的な部分に触れると”不要人材の排除”が本質になりますが、そちらは管理者向けの記事で別途記事にさせて頂きます。)
 
同じ時間に出社する人、休みが同じ人、同じ上司の部下の人、業務内容が同じな人、等、同じルール下にいるメンバーはおのずと「チーム認識」が形成されていきます。●●学校であれば●●学校の、■■学校であれば■■学校の校則があるように、☆☆会社も☆☆会社のルールがあり、それを組織を象徴付ける事になります。
 
仮に明確なルールを設けていない組織を運営している場合、「挨拶」「時間」など、本当に基本的な部分を明確にルールとして示してみる事をお勧めします。そうする事でチーム認識が形成され、時間と共に競争協力関係が出来上がっていきます。
 

挨拶をする目的

ここから今回の本題「挨拶をする目的」について。ここに対する私の考えでは、目的が2つあります。
目的1「恥ずかしさの払拭」
第一目的は恥ずかしさの払拭です。仕事で成果が出る人の特徴として「素直に上司のいう事を聞く」は毎回ランキングに入りますが、この「真似」がなかなか出来ない阻害要因は「恥」である事が多いです。今までのやり方を否定されたくない、あの人は元気すぎて自分のキャラクターに合わないなど、全て「恥」が根本にあって行動変化が出来てない状態ですね。
 
それを毎日大きな声で挨拶をするように、そしてその挨拶に対して上司や同僚がレスポンスを返す事で『自分も発信をしても良い』『承認されている』という経験を毎日積むことができ、端が無くなったころには成果も出始めているというルーティーンを作る事が出来ます。
 
目的2「位置関係の明確化」
第二目的は位置関係の明確化です。職場に慣れてくると「個性」や「自由」を職場に持ち込む人が増えてきます。そしてその中の一部が度を越えたレベルで個性を持ち込むこともあります。そういった問題は「位置関係のズレ」が原因です。
 
自分はあくまで雇用されており、そして毎月の給料が支払われている。実際成果を出さなくても給料がもらえる不良所得状態である。という事を忘れてしまうと、成果を出しに来るはずの職場に遊びに来る人が現れるんですね。
 
そういったことを無くすには、「常に上司から指摘される瞬間をつくる」事。そして個人差が無く、その人の意識次第で改善できる内容である事が大切なので、挨拶が適しています。
 
そのような背景から、ルールとしての挨拶を守るか守らないか=「ルールを守ろうとするかしないか=上司の指示に従えるか」という点の明確なモノサシになります。
 

凡事徹底で得られる成果

そして最後に「なぜ挨拶が成果に直結するか」という部分。ここは「約束は守らなければならないもの」という認識が付くためです。
 
挨拶、時間、掃除、報連相、これらを毎日、決められた時間に確実に行う習慣を身に着ける事で、『約束を守る習慣』を形成することが出来ます。日々の小さい約束を守る→デイリーの目標件数も守る→月間のノルマも守ると徐々に難易度を上げながら目標の制度を上げていくイメージです。
 

まとめ

これらの背景から、組織の挨拶を見ればある程度教育の拡充具合を確認することが出来、違和感があると成果も安定しないというケースが非常に多いです。皆さんの組織でも確かめて見て下さい!
 
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
 
Written by 佐々木太一
1.2021.07.26