『曾子曰く、吾は日に三たび吾が身を省みる。人の為に謀りて忠ならざるか。朋友と交わりて信ならざるか。習わざるを伝うるか。』
曾子は言った。「私は一日のうちに何度も、次の3つの事について反省をする。人と話をしていて、適当な事やいい加減な事を言っていないか。友人と接していて、信義に欠けるようなことはしなかったか。自分が学んでいて、まだ体得できていないような事を人に教えていないか。こうした反省によって、私はこれまで成長してきた。」
ビジネスマンとしても同じことが言える。お客様やクライアントと話をしていて、適当な事や確度の低い提案をしていないか。職場の仲間や同士と話をしていて、約束を守らなかったことは無いか。実は自分が体得できていないような事を部下や同僚に教えたりしていないか。一つ一つを常に考え自分を律する事で、人は成長していく事が出来る。