はじめに
今日のスピーチは「自己肯定感」と「ネガティブ」についての話。最近はマネジメントにおけるいろいろな用語が市場を横行していて、どれも正解、どれもポイントでマネジメントの難易度が上がっていますよね。
今回私は「自己肯定感」に着目して、誰にでも当てはまる伝え方で、最終的に「ポジティブな人」も「ネガティブな人」も自己肯定感が高まるようなスピーチにしています。
自己肯定感を持てばネガティブでも良いのではないか。という話
ポジティブでもネガティブでもどちらでもいい
仕事で結果を出すに当たって、それを実行する人が「ポジティブ」でも「ネガティブ」でもどちらでも結果を出せます。どんな思考で仕事をするとしても「どのような行動をするか」で結果が変わるので、「結果に思考は関係ない」という前提のもと、今回の話を府に落として頂ければと思います!
どんな人も日々成長している
「思考」に関係なく、人間は生きていれば成長します。10年前と比べて、人に何かを説明するのも上手くなっていますし、知識も増え、経験も、人間関係も増えていますよね。『何が足りないか』ではなく『自分には何があるのか』を考えて、それをどう生かすかを考えるのが結果を出すコツです。「自分の思考」は一旦ハジに置いておいて、「持っている能力」をしっかり考えて見て下さい。
ネガティブである事のメリット
私は比較的「ネアカ」と呼ばれる、根っこから明るい人物ですが、世の中の経営者は「ネクラ」が多いと言われています。というのも、常にネガティブに考える思考を持つことで安心する事が無く、常に補填策、打開策を持っている事から予実厳守の確立が非常に高まるからです。逆にポジティブな人はイケイケドンドン200%達成はありますが、中には80%90%という達成率で終わる事も多い印象があります。ネガティブは悪いことではなく、むしろ生かすべき思考の癖です。
「思考」は良いが「発言」はダメ
ネガティブな思考や考え込みは問題ないですが、それを口にするのは避けましょう。ネガティブをプラスに捉えて活用しようとしている本人とは裏腹に、周りの人はその発言をどのように解釈するかは分かりません。ネガティブな発言は前向きに頑張ろうとしている人ほど敏感に気になる部分なので、心強い協力者が自分から離れてしまう原因を作ってしまう可能性があります。
ネガティブな感情が発生したときは自分の中で処理し、プラスに捉えて自己肯定感につなげて下さい。最初は出来なくても徐々に出来るようになります。
自分の持っているものを使って結果を出そう
つまり、思考の癖や自分の特徴は全て「自分が持っている能力」です。これを改善しようとするのは中長期的に考え、今目の前の結果を出すためには、それらを「どのように生かすか」だけにフォーカスして結果に集中して見て下さい!人によってウサギタイプもカメタイプもありますが、どちらも一長一短。どんな特徴も上手くいかせているかがポイントです!
最後に
組織の自己肯定感向上は行動力増加に直結し、組織の結果を1.1~1.2倍にすることが出来ます。スピーチで人を鼓舞する能力は、管理職として持ち合わせておきたい必須スキルですね!それでは、最後までお読み頂き、ありがとうございました!