自己肯定感を高める具体的な自己分析の方法 ー 過酷な経営の現場でも折れない心を保つワークショップ

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はじめに

最近新卒やインターン生と多く関わらせて頂く機会が増え「自己肯定感」という言葉を自ら発することが増えました。

Wikipedia

自己肯定感:自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉であり、自尊心、自己存在感、自己効力感、自尊感情などと類似概念であり同じ様な意味で用いられる言葉である。

 このような意味になりますが、簡単に言えば「自分に対する自信」と教えています。

 

自己肯定感の有無は積極性に直結し、積極性は成果に直結します。何をするにもまずは「行動量」をキープし、「成功体験の拾い上げ」を通じて行動の質を上げていくプロセスを踏みますが、行動量や挑戦の数も自己肯定感の有無で変わってくる部分です。

 

本記事の内容

私は勤め先で「営業の現場マネージャー」を担っており、比較的若い年代の人が大人に営業を掛けていく過程で、様々な心のダメージを追ってきます。そこに対して長年向き合い、どうすればそもそも傷がつかないのか、どうすれば若者でも大人と対等に、満足度の高い契約を取ってこれるのかをひたすら考え、結果自己肯定感のトレーニングに至りました。

本記事はそんな現場から生まれた自己肯定感を高める自己分析の方法を紹介します。自分の自己肯定感を高めたい方はもちろん、組織を運営していてメンバーの行動量を増やしたいマネージャー、行動心理学を勉強していてマネジメントを研究している方などにお役に立てるかと思います!

 

自己肯定感を高める自己分析の方法

自分の強みと弱みを列挙する

まずは何も意図することなく、素直に自分の強みと弱みを列挙します。ここはどっちが多いくても少なくても良いです。また弱みしか見つからないという人も多いので、そういう場合もOK。まずはそれぞれ思いつくだけ全て書き出してみましょう。

ここではまだ自己肯定感が高いや低いなどの判断をする必要はあります。このトレーニングはそもそも自己肯定感を高めるために行っているので、今低い人が多い事を前提に作っています。そのため最初から強みが沢山あって自信満々と言う人はそれはそれでOK!そうではなく「強みが見つからない」と言う人もOKです!

 

3~5人1組で自己紹介

出来れば5人ほどがベスト。2人だと観客が少ないので、後から自己肯定感が高まったという実感を得にくくなってしまいます。3~5人ほどのグループを作って、先ほど列挙した強みと弱みをネタに使いながら、自己紹介しましょう。

またここで「時間は自由」で良いです。自信が無い人や普段から積極性がない人は恥ずかしがってすぐに発表を辞めますが、それもそれでOK。今はまだトレーニング前なので、ありのままの自分をさらけ出した方が変化を実感しやすく効果も大きいです。

★もしこの自己分析を一人で行う場合は、模擬自己紹介でOK!頭の中のイメージで4人ほどの仲間に改めて自分を自己紹介するイメージを作りましょう。

 

自分の”出来ること”と”出来ないこと”を列挙する

次は”出来ること”と”出来ないこと”を列挙します。先ほどの強み弱みより更にハードルを下げていきます。例えば文字が掛ける、ある程度のコミュニケーションが取れる等、義務教育を受けてれば皆あるでしょ!?という能力も含めて全て、自分が出来る事と出来ないことを区別して列挙しましょう。

ここでのポイントは、5年前や10年前の自分と比較をすること。例えば23歳新卒であれば、15歳の自分と比べて出来るようになった事です。スムーズに会話が出来るようになった、空気を読めるようになった、少し英語が喋れるようになった、等、様々な強みがいっぱい出てきますよね?

 

自分の”出来ること”を使って、人に自己紹介してみる

『私は○○です。そこまで高い能力は無いですが、人と普通に話せて、こうやって人前で少しは発表出来て、自分の強みも0では無く理解しています。』流石にレベルが低いですが、このような具合です。

これを行う目的は、『仕事に難しい能力が必要ない』という認識を持つことと『自分の一部を認める感覚』を身に付ける事です。人間だれしも強みと弱みがありますが、もう少し掘り下げると『出来る事』と『やりたい事』に分けられます。誰しも結果は出したいと思っていても、出来る事が違います。

そのため仕事で結果を残すためには『今自分が出来る事の中から、何を選択して実行するか』が鍵になってくるという事を理解すること、そして『人間として必要な最低限のスキルは既に自分が持ち合わせている』という事を自覚する事で誰でも簡単に結果が出る思考回路へ進化することが出来ます。

 

まとめ

ここまでの過程で『自己肯定感が高まったか?』を考えた時に、そこまで莫大に、大きな変化がある事は無いと思います。と言うのも、今まで20年以上かけて蓄積してきた自己イメージが10分ほどのワークで変わるほど人間は甘くないからです。

ただ、今自分にできる事を自覚した当人は、この思考のまま1週間、1ヵ月と過ごす中で確実に自信をつけています。上手く行かなかったとしてもあくまでそれは結果であって、数年間生きてくる中で身に付けた能力が無くなるという事はないからです。

今の結果は未来の行動、未来の結果は今の行動が起こすものであり、今、あなたがどのような事を意識して、何を行動するかによって、1ヵ月後、1年後の結果が変わってきます。

「自分は出来ない」という考え方から、「上手く能力を生かせてない」「強みを発揮するにはどうすれば良いか」を考え続ける事で、きっと1年もかからず結果の出る存在へ進化して行けるはずです。

 

最後に

心のトレーニングは、今後どんな仕事でも、どんな目標でもそこで結果を出そうとしたとき必ず役に立ちます。そしてそこに悩みを持っているという事は、確実に改善できる余地があるという事です。(アレルギーのようにどうにも出来ないことは、人は改善しようともしません。)

能力や素質はすぐに変えられないとしても、考え方はすぐに変える事が出来ます。仕事や他目標は考え方一つで一気に形勢逆転できることが多いので、この記事で何かを掴んで、飛躍できる方が出てきたらとても嬉しいです。

それでは、最後までお読み頂きありがとうございました!