『子曰く、君子は食に飽くを求むる無く、居に安きを求むる無し。事に敏して言に慎み、有道に就いて正す。学を好むと謂うべきのみ。』
先生は仰った。「これから勉強して一流の人になろうとするときに、美味しいものを沢山食べることや、贅沢な家に住むことばかりを考えるのは情けない。自分がやるべきことをひたすらに実行し、言葉だけが先行しないように気を付けなければならない。もし学べる人に出会ったのなら、沢山の事を教わっていくようにするべき。こうして過ごしていけば、いつか一流の人物になれる。」
これから社会人として成長して自立を目指すにあたり、最初から良いモノを食べたり、良い家に住むことばかりを考えているようでは絵に描いた餅になる。まずは自分の仕事を全うし、言葉だけが先行しないようにしっかり結果を出すことを心掛けなければならない。もし学べる人に出会ったのなら、多くのことを学んで実行していく方が良い。こうやった日々過ごしていけば、いつか社会人として成長して自立することが出来る。