メラビアンの法則 - 改めて意味と活用法を考える

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はじめに

コミュニケーションの場でよく耳にする「メラビアンの法則」しっかり理解する事で沢山のメリットがあり様々が環境で活用することが出来ます!

 

本記事の内容

メラビアンの法則」を分かりやすく解説するのと、それぞれの環境でどのように活用して行けば効果的か、それぞれをまとめてみました。大体の意味は皆さまご理解されていると思うので、復習や部下育成にお役立てください。

 

 

メラビアンの法則

散見される誤解

まず初めにいくつかよく散見される誤解について上げさせて頂きます。

 

誤解①「コミュニケーションにおいて言語情報より非言語情報の方が大切である。」

誤解②「話の内容より、見た目や第一印象のほうが大事である」

の2点です。

 

メラビアンの法則は「行為や反感などの感情を伝えるコミュニケーションで矛盾した情報発信がされた場合、聞き手はどの情報を優先させるのか」という事を検証したもので、ビジネス、家庭、恋愛等全てのコミュニケーションに当てはまる法則ではありません。この法則で得られる汎用性のある気付きは「視覚・聴覚・言語」の3点のアプローチを上手く組み合わせる事でこちらの感情を的確に相手に伝える事が出来るという事です。仕事場での会話や家族との会話、取引先でのプレゼンテーションや顧客とのやり取り、そういった日常的に行われるコミュニケーションの場で、自分の感情を上手く相手に伝える事が出来ればより円滑により良いコミュニケーションが取れるようになりますよね。

 

メラビアンの法則概要

メラビアンの法則では「3Vの法則」という言葉が扱われます。この3Vとは『Verbal(言語)Vocal(聴覚)Visual(視覚)」の頭文字の事で、『感情や気持ちを伝えるコミュニケーションをとる際、どんな情報に基づいて印象が決定されるのか』を検証しています。その結果判明したのが【視覚:55%、聴覚:38%、言語:7%】という数字です。この結果から『7:38:55の法則』と呼ばれることもあります。

 

イメージしてみましょう、誰かが不機嫌そうな顔をして「今日も楽しいね」と発言した時、皆様はどのような情報を受け取りますか?このようにコミュニケーションに矛盾が発生した時、自分はどのように相手からの情報を解釈しているかを考えるとメラビアンの法則が提唱している内容を実感できそうですね。

 

活用法

次に活用法ですが、私は主に「誰かの話を聞く際」に活用することを部下に教えています。人に何かをアピールしたいとき(商談や面接等)は自然と3Vは同じ方向を向いていることが多く、商談や面接にスエットで来る人も稀ですよね。またへらへらした表情で来る人も稀かと思います。ただ人の話を聞く際は別で、相手に好意を示し、相槌もスマートで、笑顔を絶やさず聞いている人もいれば、パソコンの画面を見ながら話を聞いている人や、話し切る前から起こっている人なども意外と多く見かけます。人の話を聞くときこそメラビアンの法則を活用するチャンスです。なぜなら自分は口を開いていないからです。

 

活用法① 人の話を聞くときは作業を止めて正面を向く

人の話を聞くとき正面を向いて姿勢を作ると、それだけでその方が話すときの意識が変わると思います。『人は自分に興味を持ってくれる存在に興味を持つ』という法則があり、しっかり相手の話に興味を持つ姿勢を見せると、こちらのためにいか分かりやすく伝えるか、また相手に有益になるように伝えるか、話し手の気の持ちようが大きく変わる事を経験するはずです。話を聞くときは当然適度な笑顔で、話しやすいように相槌を打ちながら話し終えるまで真剣に相手の話を聞きます。こうする事で一つ一つのコミュニケーションの精度が上がり、結果的にコミュニケーションに掛ける合計時間が減るのでは無いかと経験から思います。話を聞くときは話を聞くことに集中し、終わったらお互い鼓舞してそれぞれの作業に入る。私も完全に活用出来ている訳では無いですが、少しでもこのように効率よくコミュニケーションが取れるように工夫をしています。

 

活用法② 相手の話している内容に合わせて相槌の深さを変える

相手の話している内容に合わせて相槌の深さを変える事も効果的です。この目的は①と同じで、自分の興味を相手にしっかり伝える事。基本私も含めて人の話に興味は持っていると思うのですが、それが相手に伝わっているかどうかは人次第。私も特に気を付けている部分です。流し聴きのようになってしまうと相手も伝える気が薄れてしまいますよね。特に部下と会話するときはこちらが分かっている事を報告されたりするとどうしても話し終わる前に聞き流すような相槌になってしまう事がまだあります。相手の身になってみれば、どんな気持ちかは想像がつきますよね。

 

活用法③ メモを取る

メモを取るのも効果的。①と同じようにこちらの聞く姿勢が相手もダイレクトに把握できます。またメモ自体は相手から見える可能性もあるので、素振りでは無く本当に取るようにした方がいいです。そのメモを活用するもしないも後から判断できますが、逆に信頼を下げるきっかけになる可能性にもなります。お勧めは小さい手帳を一つ買ってポケットに忍ばせておくことです。最近の手帳はこのように

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ペンホルダーが付いているので、急にメモが必要な場面でスマホを開くより手帳を開いた方がより相手に誠意を見せれます。

 

活用法まとめ

メラビアンの法則は感情伝達の様々な場面で活用できますが、私の経験上では話を聞くときが最も効果的なのでは無いかと考えています。実際このように意識してみて「良かった」と思える事が増えました。相手の話をしっかり聞くようになってから、自分が話をするときも相手が姿勢を作ってくれるようになり、そのような状態であるからこそ不必要なコミュニケーションが減りました。必要な時に必要なコミュニケーションを必要な時間で確保する。もっともっと上手く活用できるように努力して行きたいですね。

 

さいごに

大学生でも多くが知っている「メラビアンの法則」聞き手側の視点で考えるとまた更に深く理解することが出来ますね。私自身もまだまだ努力が足りないので、人から沢山の情報をもらえる存在になれるよう、日々励んでいきます。それでは最後までお読み頂きありがとうございました。皆様のブログも拝見させて頂きますね。