仕事における「楽しさ」とは何かー「仕事の報酬は仕事」の意味

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私は「仕事の報酬は仕事」という言葉を知り、最初は意味も分からず言葉だけを信じて邁進していた記憶があります。そして今ベンチャー企業の幹部として働いている中でこの言葉の解釈が変わってきたので記録したいと思います。若い部下を持っている管理職、向上心のあるビジネスに届けと思いを込めて。

 

目指すべき「楽しさ」

私が「楽しい」という言葉で連想するのは「達成」や「共感」です。職場を明るく、楽しい雰囲気にするのも求めている人は必要ですが、やはり一番楽しいのは『不可能に思えた大きな目標を達成したとき』や『苦しい時を共にした仲間と喜んだとき』だと思います。この手の楽しさは「楽しさ」を越えて「感動」ですね。1回でも多くの感動を大切な人と味わいたいものです。

 

最初に味わうべき「楽しさ」

とは言いつつも、その「感動的楽しさ」を味わうまでには紆余曲折あり、簡単には手に入りません。なのでそれを味わう前に挫折してしまう人もいると思います。大きな目標を達成するためには、キャンプファイヤーのような轟々とした炎も必要ですが、それより炭火のような、じっくりとした熱い炎が必要です。この炭火の炎が酸素を送り込めば再燃するように、どんなに苦しい局面でも、いくら冷まされても再燃する炎を心の中に持ち続ける必要があります。

ではその炎をどのように持ち続けるか、それは「小さな成功体験」を積み上げる事です。私たちが最後に手にしたい「大きな達成感」や「かけがえのない仲間」は、幾度となる「小さい達成」や「支え合い」「助け合い」が積み重なった先で手に入れる事が出来ます。そんな小さな「楽しさ」を何度も何度も体験する事で、『何かを成し遂げる事って面白いかも』という心の声が聞こえるタイミングが来ます。この経験を何度も何度もすることで、最初は3日で消えていた炎も1週間、それが1ヵ月と熱を秘め続ける事が出来るようになってきます。

 

「達成感」を味わうには

自分で目標を決める

更に深く掘るとこの「達成感」とは何か、それは「自分で決めた目標を自分の力で達成したときに味わえる感情」です。「達成感を感じられない」という人は、きっと追っていた目標を自分で決めた訳では無いのだと思います。そして最初から出来ないと思っているか、あまりにも簡単すぎる可能性が高いです。

「達成感」を味わうためには準備段階として今の目標を『何としても成し遂げたい』と内心的に、心から思うところから始めるべきです。そしてこの「達成意欲」というのは最初からあったり、出来ない人は出来ないというものでは無く、『トレーニング次第で誰でも心から思えるようになります。』

今自分が追っている目標を「自分は本気で追っている」と心に呼び掛けてください。何度も何度も伝えると「そんなに言うな」と返されますが、それでも呼びかけ続けます。そうすると、それなら少しくらいやってみるか、と自分を鼓舞できるようになる感覚を得られるはずです。

世の中成功していて、いつもハツラツしている人が生まれつきそういう人だったという事は少ないのでは無いでしょうか。ただ人生の中で「一生懸命頑張る」という事に魅力を感じ、自分の熱意をコントロールできるようになったのだと私は思います。

 

自分の意志で行動する

自分で心から目標を決めたら後は行動するのみです。ただこの行動も1つポイントがあり、『自分の意志』で行動してください。これは「アドバイスを聞かない」「注意されても自分の意志を貫く」という事を言っている訳ではありません。周りの意見を聞き、注意も素直に受け入れながら『主体的に』行動を続ける事です。

 

主体的とは何か

私の大切にしている言葉に『刺激に「反応」せず「変化」する』というものがあります。刺激(情報が入ってくる)があったときにすぐそれに「反応」せず、どうるべきかを考えて「行動」することが大切という意味です。この言葉の本質は行動するきっかけが刺激という外部にあるのか、変化という内部にあるのかの違いです。

主体的に動くとはつまり主人公として行動するという事で、例えば何かゲームをするとき、「自分が主人公」のゲームと「他の人が主人公」のゲームがあったら前者のゲームの方が間違いなく楽しいと思いませんか?これは、普段の仕事においても同じことが言えると思います。

 

仲間の大切さ

自らが主体的に動き続けると、いつか”仲間”が出来る事を経験できるはずです。ここでいう仲間とは「相互依存関係」の仲間です。人の依存関係は「依存→自立→相互依存」と言われています。「依存:あなたがいないと達成できない」→「自立:自分で達成できる」→「相互依存:お互いが居ないと達成できない」という状態です。自分が「自立」し何か役割を全うできるようになることでその力を必要としている人と必ず出会えます。

一人では1のものが二人で10になることはザラです。例えば「通訳が出来る」という特技があるだけでは枠の外にいるようには感じませんが、ここに+「経営が出来る」が付いたらどうでしょう。更に「プログラミングが出来る」となれば、ここに一つのブランドが出来上がりますよね。これが自立と自立の相互依存です。この話をしているだけで新しい仕事が手に入りそうでワクワクしませんか。

 

仕事における「楽しさ」とは

前提として上記の考えが一致している状態でお伝えしたかったで長めの前置きとなりました。今の時代多様化された価値観は例外を除けば全て認められており、それでも生活できるほど恵まれた環境がそろっています。※もちろん国によって違います。

だからこそ好きな事して好きなように生きるべきです。その中でもし、そんな世の中をもっと良いものにしたいという思いが心の中にあるようであれば、ぜひ動き出して欲しい。本当に選択肢が無限で生き方も選べる時代だからこそ、まずは目の前にある事に全力になってみて下さい。そしてそこで「自立」とは何か、他社からの感謝を受けて実感してください。そして大きな目標を見つけて、仲間と共に世の中を良くして下さい。

 

仕事における楽しさとは、世の中と繋がっていることが実感出来て、同じ志を持った仲間たちと大きな目標を達成したときに味わえる「達成感」であり、そこでまた新しいプロジェクト「これやってみたくない?」という「ワクワク」であり、それを共感する「仲間」が増えることだと思います。

 

最後に

朝礼の勢いで書いたため思いが強めに入ったかも知れません。何のために仕事をするのか、もちろん生活のためもあります。それが無いと家族を養えないです。ただそれだけでは無く、そこに+1、自分の大切にしたいことを加えてみて欲しいと思います。今までそのように考える機会が少ない人はなかなか慣れるまで時間がかかると思います。もし考えが戻ってしまったら、なりたい考え方をしている人と共有する時間を増やして、考えに触れる機会を増やしてみてください。きっとまた、炭火に炎が灯りはじめます。