『子曰く、君子、重からざれば則ち威あらず。学べば則ち固ならず。忠信を主とし、己に如かざる者を友とする無かれ。過ちて則ち改むるに憚ること勿かれ。』
孔子先生は仰った。「人の上に立つのなら、重厚で威厳が無くてはならない。誠実さが掛け目先のことでコロコロ方針が変わるようであれば人はついていけない。常に学ぶ姿勢を忘れず、頑固になってもいけない。配慮と信義を第一の軸として人と関わるべきで、自分の都合が良い人だけを仲間とするのは良くない。もし自分に過ちがある事が分かったとしたら、それを素直に改めること。それが出来れば素晴らしいことだ。」
上司になるのなら、重厚で威厳を持つことは絶対に必要。目先の結果でコロコロ意見を変えていると、いずれ部下はついていけなくなる。常に学びの機会を探り、日々成長していくべきで、現状満足して頑固になってはいけない。また普段から周りへの配慮を欠かさず、自分の都合の良い人だけを仲間にするのは良くないこと。もしそれらの過ちを既にしてしまっていたとしても、向き合って素直に改める事が出来れば素晴らしい事だ。
