「論語」振り返りvol.6 ー 日々の学びと復習に

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はじめに

第六回『「論語」振り返り』の記事です。今週は月曜日と金曜日の2回でお届けして行きます。この取り組みはあえて一度で実行しきらず、毎週数ページずつ、勉強と実行を組み合わせながら進めており、こうした方がより身に付くことを最近実感しています。一度に学びすぎても実行に移すまでの時間が不足してしまうので、好きな数字のvolを選んで、そこの5つを深く学んでみて下さい。

 

本記事の内容

『現代語訳 論語』と『論語コンプリート/野中根太郎/成文堂新光社』の2冊を読み比べつ形で進んでいきます。ここで紹介するのは前者のみ。解釈が難しい文章は後者の解釈をコメントに掲載させて頂き、より深く理解できるように紹介している形になります。

 

「現代語訳 論語」からの引用

P101「自分は才能があるのに才能のない者にさえものを聞き、知識が多いのに少ない者にたずね、道を悟っていながら知らぬ者のように思い、徳が充ちていながら身についていない者のように自分を思い、自分が害されても仕返しはしない。昔、私の友達の顔回はこのようにつとめたものだった。」曾子

孔子の弟子曾子が、同じく先生の弟子顔回について話した一文。文章自体は分かりやすく、我々読者もすぐに理解できます。が、これらを実践出来ているかで問うと出来ていない事が多いですね。常に自分を律して最後までやり通した顔回の話は論語の中でも多数紹介されており、彼の言動は実に礼儀正しく、そして学びが多いです。

 

P94「一般の人民は、行うべき道について、したがわせることはできるが、一つ一つ理由を理解させることは難しい。」

政治について話している、解釈が難しい一文。ここでは一般人民に対して、国の決定事項を理解する程の情報を全て教える事は難しいとし、だからこそ人民から国への信頼が必要。それが土台にならないと上手く行かないという事を説いている。

読み方によっては「人民の扱い方」に読めるが、ここで伝えたい事は上のあるべき姿。常に信頼を得られる言動をし、部下のために動き続けるからこそ組織をまとめられるものだと解釈しています。

 

P104「聖人の道を深く信じて学問を好み、命がけで人の道を極める。亡びそうな国には入らず、乱れた国にはとどまらない。天下が治まり正しい道が行われる時には仕官して道のために活動し、天下に道がない時には世の中から退いている。国に正しい道があり治まっているのに用いられず貧しい地位にいるのは恥だ。国に道がなく乱れているのに、金持ちで高い地位にいるのも恥である。」

先生が国について述べている一文。これを現代では「会社」に置き換えて読み解くのが最も良いと考えています。潰れそうな会社には入らず、正しい事をしている会社で重要人物として位置する事が出来る。経営方針が道から外れれば別の会社を探す。

良い会社に入っても平社員のまま、組織を運営する側に用いられないのはそのような価値観を持っていないと思われているから。そして逆に問題が多発している会社でもボードメンバーにいるようであればそれも同じく恥。と解約できる。 

 

P106「学問は、際限なく追い求め、しかも学んだことを忘れないか恐れる、そんな心構えで勤めるものだ。」

 

大切な教え、先生の言葉の一つです。言葉自体は当たり前の事を言っていますが、それが本当に実行出来ているのか。このようにブログ記事にして発信を続ける事で周りにも認識され、私が怠惰出来ない状況を自ら作り出すことも必要と考えています。

 

P108「堯・舜に続く天子の禹については、私かた見て非の打ちどころがない。自分は粗食にし、神々へのお供え物は立派にした。自分の衣服は質素にし、祭祀の時の衣冠は美しく礼を尽くした。住むところは粗末にし、他の水路のために注力した。まさに非の打ちどころがない。」

伝説の聖王である禹について先生が言った言葉。自信のリーダー像に照らし合わせて行動を振り返る基準にしたい言葉です。実際にそれを意識し、それぞれ礼を尽くせるように日々行動をしているので、これまで通り礼を尽くし、人にも教えながら実行して行きたいと思います。毎回そのように感じさせてくれる一文です。

 

最後に

最近は大切な言葉が集まっていて中々ページが進みませんが、焦らず大切に感じたものを一つ一つお伝えし、自身も実行しながら少しずつ進めて行けたらと思っています。

それでは、本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました!