誰でも「カリスマ性が高い人」になれるのか ー カリスマ性を高め、組織の「キーマン」になれるのか検証

f:id:Taichi_Sasaki:20210307181535j:plain

はじめに

様々な組織マネジメントやコンサルに関わっていると、上手く行っている組織には必ず「キーマン」がいます。このキーマンの存在がある組織は特に”ヒト”が集まりやすく、採用に対する課題や離職に対する課題、その後の拡大に対する課題が解決しやすい傾向にあります。

そんな組織のキーマンを私は「カリスマ」と呼んでいます。「カリスマ」とは「人を惹きつけ魅了する存在」であり、本人もそれを自覚し、上手く活用して組織を回していることがほとんどです。

最近新しく組織課長になった部下から「カリスマ性を高めたい」と相談を受けたので、その問いに真剣に答えました。その際の回答を今回は紹介させて頂きます。

 

本記事の内容

上記にある通り部下へ回答した内容をそのまま載せる事に加え、一人でも多くの人にキーマンになってもらうため、今回私が部下に開設した内容以外の部分も補足情報として付帯させて頂きました。

カリスマとは何か?どんな特徴があるのかをお伝えした後、それを自らの中から引き出す方法や簡単なワークショップをご紹介させて頂きます!

現在組織のリーダーで人事分野で課題をお持ちの方、自分の部下でそのような悩みを持っている人にアドバイスをしたい方、単純に「カリスマ」の因数分解に興味をお持ちの方など、お楽しみ頂ける内容になっているかと思います。ぜひ最後までお読みください!

 

 

誰でも「カリスマ性の高い人」になれるのか

「カリスマ性の高い人」はどんな特徴があるのか

圧倒的な自信

まずカリスマ性が高い人は「ブレない自分」を持っています。これは深い自己理解から来る「自己肯定感」が下支えしている感情です。

自分は何が強みで、逆に何が出来ないか。自分自身を認める事が出来ているからこそ、弱みを誰かに任せる事にも恐れが無く、かつ弱みを見せても自尊心が傷つかないことを知っているので、堂々と弱みを表に出すこともできます。そんな自信がある姿も、やはり周囲からすれば大きな魅力の一つ。「なぜそんなに堂々としていられるのか?」質問されることが多いはずです。

 

高い熱量

どんなプロジェクトにも高い熱量を向ける事が出来るのもカリスマ性が高い人の特徴です。その人が居るだけで回りが触発され、自然とやる気に満ち溢れてきます。そしてその熱量から何事も行動力があり、必要に感じたことは率先して動きます。その結果小さいところでも毎回成功体験を得る事が出来、結果として「成功要因」の拾い上げに成功します。

人は暗いところには集まらないので、この「成功要因の拾い上げ」は人事の文脈でもカナリ重要。成果が出ている組織は自然と明るくなるように、キーマンの行動量から来る小さな成功は、組織全体へ大きな影響を及ぼします。

また始めた事業を最後まであきらめない粘り強さも持っています。誰もが弱音を吐くであろうタイミングでも「どうすれば改善できるか」と課題を探り、いつか糸口を見つけて大きな壁を乗り越えていきます。そんなキーマンがいるだけで「この人と仕事をすれば大丈夫」と周りが安心し、更に人が集まってくるという事は日常茶飯事です。

 

高い人間性

カリスマ性の高い人は比例して高い人間性を兼ね備えています。日常的に相手本位で物事を考えることが出来、思いやりを感じる事が多いです。また弱い立場の人に対する対応がきめ細かいのもカリスマ性の高い人の特徴で、掃除の方や警備員さん、新人さんやバックオフィスの事務員さんへの挨拶やお土産私はいつものこと。そういった積み重ねから常に応援される立場にいるのもカリスマ性が高い人の特徴です。

また外部からの刺激に対して反応的な対応を取らないのも一つ。常に冷静で感情的にならず、最も必要である行動を自ら発見してゆっくり確実に力強く行動をしていきます。そんな内面の強さも魅力の一つです。

 

視覚的魅力

顔がカッコいい、かわいいがあれば尚よいですが、実はそこまで起因しません。男性でも女性でも内面からくる強さ美しさは顔に現れてきます。

いつも明るく振る舞い、周りをインスパイアしている存在は魅力的です。また不安や弱音を口にせず、常にプラスに前進を考えたアウトプットをしているため、雰囲気や表情そのものが前向きになります。

また言葉の力を理解しているが故に、言葉遣いや行動が上品です。身だしなみや言葉遣いも適切なものを区別して利用し、一緒にいる人が更に働きやすく、楽しみながら仕事ができる空間をカリスマ性が高い人は作る事が出来ます。

 

風格

風格があるのもカリスマ性が高い人の特徴です。普段から説得力のある話し方をし、常に周りをインスパイアします。また話すときは「WHY」を重要視し、「HOW」はそのあと。まずは「なぜ、」今一緒にいて、「なぜ、」頑張っているのか、そのような話で回りを巻き込みながら組織全体を前進させていきます。

またカリスマ性が高い人は自分の過去を上手く話せます。失敗経験も成功経験もどちらも財産である事を自覚しているため、今相手に必要な話を、自分の経験に紐づけながら話すことが出来ます。話に「面白さ」はもちろん付属しており、いつの間にか聞き入ってしまう不思議な魅力があるのもカリスマ性が高い人の特徴です。

そういった自信から「型や周囲に流されない確固たる自分」を持っているのも特徴で、その空気はその空間全てを支配するほどの影響力を持ってます。ここは危険な部分でもあり悪い方に傾けばカナリ影響力が大きいですが、今回そこは考慮せず、プラスに作用した場合の大きなポジティブインパクトを想定しています。

 

習慣

カリスマ性が高い人は、それを維持するための習慣も必ず身に付けています。まず何より「自分磨き」を怠りません。運動、睡眠、読書、勉強と言った、ありとあらゆる必要な動きを実際に行動に移し、それを自分の魅力に付け加えています。

そしてそのような努力が大変なことを身を持って実感しているため、どんな人に対しても「感謝の心」を忘れないのもカリスマ性が高い人の特徴です。そのような能力があり実績もある人から優しく気を使われる環境があれば、人も残って採用も上手く行くことが想像できます。

 

カリスマ性を高める行動

自己分析

以上のようなカリスマの特徴を見ると、カリスマ性のベースには「深い自己理解」と「自己肯定感」がある事が分かります。つまり自己分析を正しい方法で行えば、誰でもカリスマ性を高める事が出来るという事です。自己分析の目的は様々ですが、ここでは「自己肯定感を高める」事に置きます。

自己分析に関しては近々別の記事でご紹介させて頂きますので、そちらのフォーマットを使って頂ければ自己肯定感を高める自己分析が出来るようになります!

 

休日の自己研磨

カリスマ全員が行っていると言っても過言では無いのでは無いでしょうか?何かしら食事制限や運動習慣、勉強やセミナーなどに顔を出し、「何もせず一日中寝てる」というのが習慣になっている人はほとんどいないでしょう。

まず一番簡単に始められるのが読書だと思います。電子書籍であればこのブログを閉じた後にすぐネットで購入することもできますね。「何かしないと」と考えている内に「知っていることから1つ実行してみる」という行動力が後のカリスマ性に直結して来ます。

 

貯金

私は部下に必ず貯金を勧めます。金銭的余裕は心の余裕に直結し、人格を作ると自分は考えています。やはり日々の生活に不安を抱えている場合はどんな仕事も中途半端、最後の土壇場で最大の力が出せないケースが多いです。

半年~1年貯金すれば収入の10%程は貯蓄に回せるので、1ヶ月分の給与が余っている状態を作る事が出来ます。その状態を作るためにまずは次回の給料日から、収入が入った瞬間に貯金用口座にお金を移すことをお勧めします。

 

笑顔の練習

これも基礎ですが行う事で大きな効果が得られます。朝でも夜でも鏡を見た時は自分の顔を見ながら「笑顔をつくる練習」をしてみて下さい。自分がどんな顔で笑っているのか、どのように笑ったらより魅力的に見えるか、そのような事を把握しておけば日常的に表情を作りやすくなり、自然なコミュニケーションに繋がります。カリスマ性が高く見える人は、こういった細かい努力を実際に行っているケースが多いです。

 

最後に

今回は「カリスマ性が高い人」について情報を共有させて頂きました。この手の質問は真剣に答える価値が大いにあり、定性的で定量面の結果にはリンクしないように見えますが、これが直結します。

定量的な数字はフィードバックや結果完了の際は大いに活用し、まだ期日が来ていない時は定量面のデータはもちろん確認しながら、定性的な抽象面、イメージの部分を具体化する工夫をすることで結果として最大の結果が得られることが多いです。

今回の「カリスマ性が高い人」もこれからもっとブラッシュアップを掛けていき、より明確に、より再現性のある、より組織への貢献が大きい情報にしていけるように努力して行きます!それでは、本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました!