「マネジメント」と「リーダーシップ」の違い

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意味を捉えれば全く意味の違う2つですが、これらの解釈は本当に人それぞれ。ましてや正解がない部分なので、大切なのは「自分の中で定義を決める事」だと私は考えています。なので今回の記事はあくまでも私自身が、この言葉をどのように解釈して普段取り扱っているのか、紹介させて頂ければと思います。

 

 

「マネジメント」と「リーダーシップ」の違い

「マネジメント」とは?

以前も一度マネジメントの言葉の定義は記事にしたことがあるのですが、それから過ごした日々の中で表現がアップグレードされている可能性もありますので、あえて過去記事は見ずに進めていきます。

 

マネジメントの定義

私の場合マネジメントとは「プロジェクトの始まりから終わりまで、目標達成のために行う全ての取り組み」と定義しています。よく「人の管理」や「仕組の整備」など何かに特化した意味で扱われることが多い言葉ですが、それらには「マネジメント」よりも更に適した言葉が当てはまることが多いです。

 

解釈の背景

よく「マネジメント能力を身に付けたい」と営業会社へ応募してきて下さる方がいます。そう言った方の大半が同じ解釈を持っており「マネジメントとは、人を管理する事だ」と考えていることが多いです。ただ、それは違います。マネジメントを構成する要素の一つ「manage」の意味は「何とかする、上手く行かせる」という意味があります。

何かをまとめたり、管理したり、成長させたり、準備したり、そういった断片的な行為を指している訳では無く、そういった断片的な行為を全てひっくるめて『何とかする、上手く行かせる』ことがマネジメントです。

その意味で考えれば「マネージャー」の役割が分かってきます。マネージャーとは任されたポジションの責任者です。「部下が育たない」「ライバルが強い」「今の時期は閑散期」「人が居ない」など日々現場では様々な課題にぶち当たる事になりますが、これらの課題から突破口を見出して、事業を拡大、存続させるためにマネージャーは存在します。

 

「リーダーシップ」とは?

リーダーシップの定義

私の場合リーダーシップとは「部下をその気にさせる能力」と定義しています。その気にさせるとは「鼓舞してやる気にする」や「話を聞いて再スタートを設定する」など、様々なケースが想定されますが、共通して言えるポイントは「部下をその気にさせる」というゴールが同じという点です。

 

解釈の背景

リーダーシップのある人の特徴としてよく見かけるのが「勇気がある」「先人を切って困難に立ち向かう」「部下思い」「常に前向き」等の言葉ですが、ここだけを鵜呑みにして実践した場合、目的が果たされないという事が発生します。

あくまでそれらは「具体的な行動」であって「得たい成果」ではありません。もしこれらが「得たい成果」になってしまった場合、『どんどん進む猪突猛進タイプ』や『とにかく優しいお兄さん/お姉さんタイプ』になってしまう事があります。あくまでリーダーシップとは「部下をその気にさせる」事が目的なので、今の自分のアプローチが対象としている人に有効に作用しているのか改めてみると成果が伸びるという事があります。

 

「マネジメント」と「リーダーシップ」の違い まとめ

それぞれ簡単に定義を書きましたが、冒頭でお伝えしたように「自分の中で定義を決める」事が最も大切で、後はその定義に『自分が成りきる』ことです。それぞれ理想的なマネージャーやリーダーの像が出来ても、それに成れなければ意味がありません。

なので自分の中で定義が決まった場合は、今までの自分のキャラクターや立ち位置を度返しして心機一転、心持ちから変化させてみる事をお勧めします。

 

最後に

「マネジメント」も「リーダーシップ」も仕事をしていると日々耳にする言葉の一つであり、大切でいつも意識している必要があるからこそ、毎日職場で耳にするのだと思います。

 

こういった何度も使われていても意味が曖昧な言葉は、その言葉自体に本当に様々な前提や背景が含まれて使われることがほとんどです。なのでもし社内でご自身と認識があっていなさそうな方がいれば、上司を交えてディスカッションしてみた方が良いと思います!それぞれに含まれる前提や背景まで共通認識を持つことが出来れば、一言で相手に伝わる情報量が飛躍し、会話の質と生産性の向上に繋がります。

 

他にも曖昧なキーワードがあれば自分の中で定義を一つ決め、意見を求められたときに「自分の意見」を言えるように準備しておくことは、キャリアアップの観点でも物凄く大切なポイントですね!。それでは本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。