『有子曰く、信は義に近ければ、言うこと復すべきなり。恭は礼に近ければ、恥辱に遠ざかるなり。因りて其の親を失わざれば、亦た宗とすべきなり。』 有子は言った。「人と何かを約束する時、それをすべきかどうかは道理に沿っているかで判断したい。沿ってい…
『有子曰く、礼を之用うるには、和を貴しと為す。先王の道も斯を美と為せり。小大之に由りて行わざる所有り。和を知りて和するも、礼を以って之を節せざれば、亦た行うべからざるなり。』 有子は言った。「礼儀は大切にするべきだが、調和を疎かにしてはいけ…
『子曰く、父在せば其の志を観、父没すれば其の行いを観る。三年父の道を改むる無きを、孝と謂うべきなり。』 孔子先生は仰った。「父親が生きている間は、その志や目標をよく理解し、協力し、父親が亡くなった後は、その生前の行いを良く調べて更に発展させ…
『子禽、子頁に問うて曰く、夫子の是の邦に至るや、必ずその政を聞く。之を求めたるか、抑々之を与えられしか。子頁曰く、夫子は温良恭倹譲にして以て之を得たり。夫子の之を求めしや、其れ諸れ、人の之を求むると異なるか。』 子禽が子頁に尋ねた。「孔子先…
『曾子曰く、終わりを慎み、遠きを追えば、民の徳、厚きに帰す。』 曾子は言った。「人が亡くなったときは厚く送り出し、また皆が先祖を大切にすることが社会の風潮となれば、人の人徳は厚くなり、社会も良くなっていく。」 人が亡くなったとなれば皆で送り…
『子曰く、君子、重からざれば則ち威あらず。学べば則ち固ならず。忠信を主とし、己に如かざる者を友とする無かれ。過ちて則ち改むるに憚ること勿かれ。』 孔子先生は仰った。「人の上に立つのなら、重厚で威厳が無くてはならない。誠実さが掛け目先のことで…
『子夏曰く、賢を賢として色に易えよ。父母に事えて能く其の力を竭し、君に事えて能く祖の身を致し、朋友と交わるに言いて信あらば、未だ学ばずと曰うと雖も、吾は必ず之を学びたりと謂わん。』 子夏は言った。「異性と付き合うのを好むのは、人間として当た…
『子曰く、弟子入りては則ち孝、出でては則ち弟、謹みて信あり、汎く衆を愛して仁に親しみ、行って余力あれば則ち以て文を学べ。』 孔子先生は仰った。「年の若い時は、過程で親孝行に努める事、外に出たら目上の人に誠実にし、奉仕する事を心がけるべき。人…
『子曰く、千乗の国を道むるには、事を敬みて信あり、用を節して人を愛し、民を使うに時を以てす。』 孔子先生は仰った。「大きな国を治めるには、以下の事を守る必要がある。国の事業は慎重に進め、国民の信頼を得ながら行わなければならない。経費の無駄を…
『曾子曰く、吾は日に三たび吾が身を省みる。人の為に謀りて忠ならざるか。朋友と交わりて信ならざるか。習わざるを伝うるか。』 曾子は言った。「私は一日のうちに何度も、次の3つの事について反省をする。人と話をしていて、適当な事やいい加減な事を言っ…
『子曰く、巧言令色には鮮し仁。』 孔子先生は仰った。「人に媚びるような事を言いふらし、心から笑わず作り笑いをするような人間に、私たちが目指している仁の人は居ない。」 口先だけは巧みであり、流すような笑顔をする人は、最終的に求められている結果…
『有子曰く、其の人となりや孝弟にして、上を犯すを好む者は鮮し。上を犯すを好まずして、乱を作すを好む者は未だ之れ有らざるなり。君子は本を務む。本立ちて道生ず。孝弟なる者は、其れ仁の本たるか。』 有子は言った。「親や兄弟を思える者は、師など目上…
『子曰く、学んで時に之を習う。亦た説(悦)ばしからずや。朋有り遠方より来たる。亦た楽しからずや。人知らずして溫みず。亦た君子ならずや。』 先生は仰った。「師匠から学んで、それを復習、練習、実践することを繰り返して、学んだ事を身に付ける事が出…
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